淡水パールのお話

こんにちは。
伊賀市の真珠専門店志摩パール 川﨑です。
今日は淡水パールのお話を少し。

真珠とひとことで言っても、真珠が作られる貝には色々な種類があります。
みなさまご存知、冠婚葬祭に使用するネックレスに使われるあこや真珠のあこや貝。
大きめの珠が作られる白蝶貝や黒蝶貝。
貝殻の内側に半円形の珠をつくるマベ貝などなど・・・

これらは海で養殖されますが、
川や湖で作られる真珠があります。
これが淡水パールで、名前の通り海水ではなく淡水で育ち、イケチョウ貝やヒレイケチョウ貝が主な母貝です。

よく
「淡水パールはニセモノなんですか?」
と聞かれることがありますが、淡水パールも貝のなかで作られる本物の真珠です。
最近は種類も多く、巻き、テリ、形状の非常にきれいなものはとても高額で市場に出ています。
こんなきれいな淡水パールが。(トップ画像も淡水です)

でも、比較的リーズナブルなイメージがあるのも事実。
なぜ淡水パールはお安い物が多いのか??
その大きな理由が、

◎あこや真珠がひとつの貝に一粒しか作られないのに対し、淡水パールは一つの貝から沢山の真珠が採れる!
◎養殖期間(年数)を短くしてどんどん生産されることが多い!
◎中国で大量に生産され大量に出回る!

でしょうか。
しかし、先ほども申しましたが、淡水パールもとってもきれいな色や個性的な形、テリの美しいものが沢山あります。
真珠の良し悪しにもちろん品質は大事ですが、、どれだけほれ込める珠に出会えるかが真珠をつける楽しみの醍醐味であると思います!
ちなみに私の私物ですが、とっても気に入ってよく着けているのはこちら。これも淡水パールです💛

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